
1月の夜は冷えます。
夕飯の片づけが終わるころには、台所も静かになっていました。
母は先に部屋へ戻り、私は湯のみを流しへ運ぶ。
そのまま何となく冷凍庫を開けると、小分けにした冷凍ごはんがいくつか並んでいました。
自分で炊いて、ラップに包んで冷凍したものです。
だいたい何個入っているかは分かっています。
それでも、ときどき確認したくなる夜があります。
「そろそろ冷凍ごはんを減らしたほうがいいかな」
そう思う一方で、全部なくなると少し落ち着かない。
冷凍ごはんを減らしたい気持ちと、ストックとして残しておきたい気持ち。
その間で、少し立ち止まった夜の話です。
冷凍ごはんが減らないのは、また炊いて冷凍するから
冷凍庫を見ると、ごはんがいくつか並んでいます。
奥には少し前に冷凍したもの。
手前には最近炊いて、小分けにしたもの。
古いものから食べているつもりなのに、思ったほど減りません。
考えてみれば、理由は単純でした。
ひとつ食べても、ごはんを多めに炊いた日にまたひとつ冷凍する。
減らしているつもりでも、同じくらい増えていました。
冷凍ごはんが余っているというより、食べるペースと冷凍するペースが同じくらいなのかもしれません。
冷凍庫に余白がほしいから、冷凍ごはんを減らしたい
冷凍ごはんを減らしたいと思うのには、理由があります。
冷凍庫には、ごはんだけが入っているわけではありません。
冷凍した餃子。
冷凍うどん。
買い置きした冷凍食品。
ときには、作り置きのおかずを冷凍することもあります。
新しく入れたいものがあると、「もう少し冷凍庫に空きがあればな」と思います。
だから、冷凍ごはんも少しずつ消費したい。
古いものから食べて、冷凍庫に余白を作りたい。
そう思っているのに、なかなか全部は減りません。
それでも冷凍ごはんを残しておきたい理由
冷凍庫をすっきりさせたいなら、冷凍ごはんを全部食べてしまえばいい。
そう考えることもあります。
でも、全部なくなると少し心細い。
遅く帰った日。
体が重たくて、ごはんを炊く気になれない日。
夕飯を簡単に済ませたい日。
そんなとき、冷凍ごはんがひとつあるだけで助かります。
電子レンジで温めれば、すぐに食べられる。
味噌汁と納豆だけでもいいし、残っているおかずを添えてもいい。
冷凍ごはんは、食べるためのストックであると同時に、「今日は炊かなくても大丈夫」と思える備えでもありました。
だから、減らしたい。
でも、全部はなくしたくない。
少し矛盾しているようですが、どちらも本当の気持ちでした。
冷凍ごはんは何個くらい残しておけば安心なのか
以前は、冷凍できるだけ冷凍していました。
でも最近は、冷凍庫いっぱいに残しておかなくてもいいのでは、と思うようになりました。
わが家の場合は、数日分の冷凍ごはんがあれば、それだけでも十分助かります。
たくさんあることより、必要なときに使える分だけ残っていることのほうが大切なのかもしれません。
これは宅配食を冷凍庫に置くときも同じでした。
便利だからと一度にたくさん入れると、冷凍ごはんや冷凍食品を入れる場所がなくなってしまいます。
冷凍庫に余白を残したいなら、宅配食も最初から多く頼まず、少ない食数から試す方法があります。
🍱 冷凍庫のスペースが気になるなら、少ない食数から
宅配食も「たくさんストックしておく」必要はありません。
わが家のように冷凍ごはんや冷凍食品も入れておきたい場合は、冷凍庫に無理なく入る食数から試すほうが続けやすいと感じました。
食のそよ風には5食セットもあるので、冷凍庫を宅配食だけでいっぱいにしたくないときの選択肢になります。
冷凍ごはんを無理なく消費するようになった
以前は、冷凍庫を見るたびに「早く減らさなきゃ」と思っていました。
でも、減らすことばかり考えると、今度は冷凍ごはんを食べることが宿題のようになります。
そこで最近は、無理に全部を消費しようとしなくなりました。
ごはんを炊かなかった日にひとつ。
帰りが遅くなった日にひとつ。
お昼を簡単に済ませたい日にひとつ。
そうやって使って、少なくなったらまた炊いた日に冷凍する。
「全部なくす」のではなく、「増えすぎないように回す」くらいが、わが家には合っているようです。
冷凍庫の前で立ち止まる夜もある
それでも、冷凍庫を開けたまま少し眺めていることがあります。
冷凍ごはんがいくつか並んでいる。
その横には餃子。
奥には冷凍うどん。
保冷剤の横には、小さな空きスペースもあります。
「今日はひとつ食べようかな」
そう思って手を伸ばして、やめる。
奥にあるものを少し手前へ寄せて、そのまま扉を閉める。
そんな夜もあります。
冷凍ごはんを減らすことより、その日の食べたいものを優先する。
それくらいでもいいのだと思うようになりました。
冷凍ごはんは「減らす」より「増やしすぎない」
冷凍ごはんが減らないからといって、必ずしも全部食べ切る必要はありません。
むしろ、わたしの場合は少し残っているほうが安心します。
だから今は、
- 古い冷凍ごはんから食べる
- ストックが多い日は新しく冷凍しすぎない
- 数個は忙しい日のために残しておく
- 宅配食や冷凍食品も入る余白を残す
そんなふうに、冷凍庫全体で考えるようになりました。
減らすか、残すか。
どちらか一方に決めなくても、増えすぎないところで回っていればいい。
そう考えると、冷凍庫を見る気持ちも少し楽になります。
まとめ|冷凍ごはんが減らないなら、少し残したままでもいい
冷凍ごはんを減らしたい。
でも、全部なくなると少し不安。
以前は矛盾しているように感じていましたが、今はどちらも自然な気持ちだと思っています。
冷凍ごはんは、食べるために保存しているもの。
同時に、忙しい日やごはんを炊けない日のためのストックでもあります。
全部を急いで消費するのではなく、古いものから少しずつ食べる。
増えてきたら、新しく冷凍する量を少し減らす。
そして、何個かは安心のために残しておく。
「減らす」より「増やしすぎない」。
今はそのくらいの距離で、冷凍ごはんと付き合っています。