最近、
母のごはんを用意できない日が、
少しずつ増えてきた気がしています。
続いているわけではありません。
毎日でもない。
でも、
「今日は無理だったな」
そう思う日が、
前より目につくようになりました。
今日は、
その変化に気づいてしまった夜の話です。
「できない日」は、まだ点で存在している
母のごはんを用意できない日が、
連続しているわけではありません。
作れる日も、
普通にあります。
いつも通り台所に立って、
母の好みを思い出しながら、
味を整える日もある。
ただ、
その間に、
ぽつり、ぽつりと、
「今日は無理だった日」が混ざるようになりました。
たまに、でも確実に増えている感覚
数えているわけではありません。
でも、
振り返ったときに、
「あれ、前はこんなに迷わなかったな」
と思う瞬間があります。
それは、
はっきりした出来事ではなく、
感覚に近いもの。
だから余計に、
気のせいなのか、
それとも何かが変わってきているのか、
判断がつきません。
老い、と言い切りたくはない
年齢のせいなのか、
体力の問題なのか。
そう言い切ってしまえば、
少し楽になる気もします。
でも、
まだ、そこに名前をつけるには、
早い気がしていました。
老い、体調、限界。
どの言葉もしっくりこない。
ただ、
以前と同じようにはいかない日が、
確かにある。
体調なのか、気分なのか
その日の自分を振り返っても、
理由はひとつではありません。
体が重かったのかもしれないし、
気持ちが追いついていなかったのかもしれない。
「今日はちょっとしんどい」
その一言で片づけられそうで、
でも、片づけてしまうのも違う気がしました。
今日だけの話にしていいのか、迷う
「今日はたまたま」
そう言ってしまえば、
それで済む気もします。
実際、
そうやってやり過ごしてきた日も、
何度かありました。
でも、
同じ言葉を繰り返すうちに、
少しだけ、胸の奥に残るものがありました。
今日だけの話にしていいのか。
それとも、
何かが変わり始めている合図なのか。
答えが欲しいわけではありません。
今すぐ決めたいわけでもない。
ただ、
「見なかったことにしていいのか」
その一点だけが、
静かに引っかかっていました。
まだ、対策を考える段階ではない
今すぐ何かを変えようとは、
思っていません。
方法を探すでもなく、
解決策を決めるでもなく。
ただ、
「できない日が増えてきたかもしれない」
その事実に、
一度気づいておきたかった。
それだけの夜です。
まとめ|変化に気づいた、その瞬間に
母のごはんを用意できない日が、
少しずつ増えてきた気がする。
それは、
何かが壊れた合図でも、
結論を急ぐ必要のある出来事でもなく、
変化に気づいてしまった、ただの瞬間
なのだと思います。
今日は、
答えを出さずに、
その感覚を、
そっと置いておきます。